たまりにたまった有給を消化するために、決算後の閑散期に長期休暇を取りました。
そこで、いつもはバリや東南アジアを旅行するのですが、趣を変えて国内のちょっとニッチな場所を2週間泊まり歩こうと計画しました。
宿泊先は、温泉宿、ホテル、ロッジなど様々でしたが、その中で8日目に泊まったビジネスホテルで不思議な(というか不明な)システムに出逢いました。
というのも、チェックインして部屋番号を告げられ、鍵を受け取る際に予約していたシングルルームの電子ロックの会場番号を伝えられたのです。
その時、何か説明を受けたのですが、かなり予定を推していて色々と考え事をしていたので聞き漏らしてしまいました。
ロック番号はチケットのような物に印刷されていたので、それを見て部屋に入りすぐに就寝しました。
翌朝、二県を跨いだ場所にある温泉に向かうのにローカル線に乗った時にふと思ったのです。
「あの部屋は一度泊まれば番号がわかってしまう。定期的に変えるにしても明日泊まりに行ったらどうだろう。」
その後、ひょんなことからその謎が解けました。
たまたま同僚が見ていたセキュリティー関連の資料に、リモートロック(Remote LOCK)という商品があり、ネットワーク経由で自由にロック番号を変更できる仕組みでした。
これは総称してスマートロックと言われるものだとの事。
おそらく、あのビジネスにもこの鍵は備わっていて、私がチェックアウトするとロック番号が変わるのだなと思いました。